お勧め、というか今自分で使っている拡張機能を紹介します。
Productivity Power Tools 2012
定番です。
Visual Studio は標準の状態でも非常に強力なIDEなのですが、これが入っていないと、どうにも片手落ち感が否めません。
特に便利なのが Ctrl + Click Go To Definition
その名の通り、Ctrlキーを押しながら識別子をクリックすると定義に移動できるようになる機能です。
もう右クリックでコンテキストメニュー開いて定義へ移動なんてまどろっこしいこと、していられなくなります。
その他にも全部で15個の便利ツールが入っています。
詳しくはリンク先で確認して下さい。
全ての機能は [ツール] - [オプション] - [Productivity Power Tools] で個別にON/OFF切り替え可能です。
VS 2012 Text Editor Background Changer
その名の通り、IDEのエディタの背景に画像を表示するための拡張機能です。
表示する画像の切替など、設定を変更するにはconfig.datを手作業で書き換える必要があります。
config.datは通常、以下のフォルダに作成されます。
C:\Users\<User Name>\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\11.0\Extensions\
config.dat内の img_directory に画像ファイルのあるフォルダ名、img_name に画像ファイル名を指定すれば、背景画像を変更できます。
また、opacity で画像の透過度、location で画像の表示位置を指定可能です。
ReSharper
Visual Studio を最強にパワーアップする拡張機能です。
有料ですが、30日間の無料トライアルが可能です。
コーディング・リファクタリング補助、usingの自動追加、使用していないな変数、引数の強調表示・安全な削除、null可能性の指摘、foreach⇔Linqの変換、string.Format内のプレースホルダ強調表示、命名規約に則していない変数の警告表示など、機能が多すぎて、ここではとても紹介しきれません。
興味がある方は是非一度お試し下さい。
一つ注意してほしいのは、ReSharperはバックグラウンドでリアルタイムにコードの静的解析を行っているため、ある程度のマシンパワーが無いとIDE全体の動作が非常に重たくなってしまいます。
今回ここで紹介したもの以外にも Visual Studio には様々な拡張機能が有志によって提供されています。
Visual Studio の [ツール] - [拡張機能と更新プログラム] - [オンライン] - [Visual Studioギャラリー] から検索出来ますので、色々試して見て下さい。
何か便利な、または面白い拡張機能を見つけたら、紹介して頂けると嬉しいです。